Article: 「洋菓子×米粉カンファレンス2026」出展レポート

「洋菓子×米粉カンファレンス2026」出展レポート
7月1日、農林水産省にて開催された「洋菓子×米粉カンファレンス2026 特別編 〜ふわっと?もっちり?洋菓子にもう一つの材料を〜」に、C'est du nananが出展者として参加いたしました。

「ノングルテン米粉」と美味しさを世界へ
日本を代表するトップパティシエも参加する本イベントにて、私たちが開発を重ねてきた新商品「ノングルテン米粉のお米どら焼き」の試作品をお披露目してまいりました。
当日の会場の様子をお届けいたします。
お米の未来を紡ぐトークセッション
カンファレンスの冒頭、鈴木農林水産大臣より、米粉に関する今後の展望についてお話がありました。
「米粉は、小麦粉の単なる置き換えではない」
鈴木大臣は、米の消費量が減少する中、水田環境の維持や食料安全保障の観点から、米粉の需要拡大が重要であると熱く語られました。
さらに、世界で広がるグルテンフリー市場への対応についても言及。欧米の基準が「20ppm以下」であるのに対し、日本の「ノングルテン」認証は「1ppm以下」という世界一厳しい基準となっています。
「日本の高い技術により、限りなくゼロに近い基準で安心して使える商品が広がっている。これを海外にも発信していく必要がある」
と、日本のノングルテン技術の可能性を力強く語られました。
続くトークセッションでは、モンサンクレールの辻󠄀口博啓シェフやパティシエ・シマの島田徹シェフ、パティシエ エス コヤマの小山進シェフなど、トップパティシエの皆様が登壇されました。
「日本の文化は米にある。米粉はグルテンがないため胃もたれせず、フルーツなどの素材の味がダイレクトに伝わる」(辻口シェフ)
「食感の調整ができたり、米粉ならではのほのかな甘みや旨味をお菓子に加えることができる」(島田シェフ)
「米粉を使うとユニークな食感を設定でき、他の原料の味がストレートに前に出ます」(小山シェフ)
食感や素材の風味を活かす米粉菓子の方向性に改めて手応えを感じました。
小さなパティシエ代理も参加し、ノングルテン米粉のどら焼きを初披露。

当日のC'est du nananのブースでは、当店の代表パティシェの代理として、10歳の甥がオーストラリアから駆けつけ、皆様にどら焼きを配ってくれました。
インタビューでは、
「米粉のお菓子を世界に広めたいと思っています!」
と話し、会場の皆様から温かい笑顔と大きな拍手をいただきました。
彼が紹介した今回開発したどら焼き(有機あずきの粒あん/豊前棚田ゆずと酒粕の白あん)は、皮にノングルテン米粉ともち米粉を配合し、お米ならではの「もっちり・しっとり感」を引き出しています。さらに味の決め手として、愛知県の「有機三河みりん」とグルテンフリーの「たまり醤油」を贅沢に使用し、奥深い和のコクをプラスしました。
鈴木大臣も絶賛!皆様からの嬉しいお声

ブースには、鈴木農林水産大臣をはじめ、多くの方々にお立ち寄りいただきました。
試食タイムにブースを訪れてくださった鈴木大臣からは、
「どら焼きの皮がすごくもちもちですね! やっぱり小麦より米粉の方がもちもちしている。それが売りですね。」
と、私たちが追求した食感を高く評価していただきました。
その他にも、「ゆずの香りが良い」「グルテンフリーでこの美味しさはすごい」といったお言葉を多数いただき、こだわりの食感と風味をご好評いただけたことは大きな励みとなりました。

セデュナナンの地元、大分県出身の広瀬農林水産大臣政務官もお立ち寄りくださいました。
「美味しい」の先にある、日本の未来へ
東京・麻布台の店舗には海外からのお客様も多く、「本当にグルテンフリーですか? 小麦アレルギーがあり、日本で安心して食べられるものを探すのに苦労している」と切実なご相談を受けることもあります。
私たちが「ノングルテン認証米粉」に特化したお菓子作りに向けて開発を進めている理由はここにあります。単に「小麦不使用」というだけでなく、より安心して楽しめるお菓子を提供したいと考えています。
そして、美味しいから選んでいただける。その結果として、国産米の需要が生まれ、地域の活性化や食の選択肢の拡大に繋がる。
そんな甘く優しい未来を届ける存在となれるよう、C'est du nananスタッフ一同、これからもお米の特性を活かした丁寧なお菓子づくりに邁進してまいります。
ブースへお立ち寄りいただいた皆様、そして日頃から当店を応援してくださる皆様に、心より感謝申し上げます。

