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記事: C’est du nananのロゴの物語

C’est du nananのロゴの物語

C’est du nananのロゴの物語


C’est du nananのロゴは、私たちの菓子屋のこだわりと想いを象徴するデザインです。2009年に創業した私たちの菓子屋は、日本の伝統文化を大切にしつつ、現代の創造性を活かしたお菓子作りに取り組んできました。このロゴには、そんな私たちの精神が詰まっています。

ロゴのデザインには、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が65歳のときに制作した「わちがいうさぎ」と、私たちのお菓子の主要原料である「米」を象徴する「抱き稲紋」が組み合わさっています。抱き稲紋は、古来より日本人にとって身近で大切な植物である稲を象徴し、全国の稲荷神社や熊野神社の神紋として、また神官や氏子たちの間でも用いられてきた伝統的な紋様です。この稲紋を通じて、米粉を主原料とする私たちのお菓子が、日本の豊かな食文化や伝統に敬意を表していることを表現しています。

また、私たちはこのロゴに「和繋ぎ宇佐うさぎ」という言葉遊びを取り入れました。これは、異なる形や大きさの輪が集まり、互いを思いやりながら共栄する優しい世界を目指す私たちの願いを象徴しています。この「輪違い」の文様は、それぞれの輪が個別の世界を表しつつ、調和の中でつながることの美しさを示しています。異なる輪が連なり一つの世界を作り出す様子は、多様性の尊重と共生への思いを形にしたものです。

北斎の「わちがいうさぎ」は、日本独自の美意識を体現した作品であり、19世紀のヨーロッパの芸術家たちにも多大な影響を与えました。その独創性と美しさは、今もなお世界中の人々に愛され続けています。この北斎の精神を受け継ぎ、私たちも日本の美しさと優しさをお菓子を通して皆様にお届けしたいと考えています。

C’est du nananのお菓子を通じて、皆様にほっとするひとときと喜びをお届けできること、そして互いに調和し合いながら共栄する世界への小さな一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。これからも、日々精進してまいります。

創業から続く私たちのこだわりと、日本の伝統文化への敬意が感じられるロゴデザインに、少しでも親しみを感じていただければ幸いです。


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米粉のこだわり
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私たちについて

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私たちのロゴは、異なる形や大きさの輪が集まり、互いを思いやりながら共栄する優しい世界を目指す私たちの願いを象徴しています。

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