
ナナン東京のコーヒー焙煎
ナナン東京のスペシャルティコーヒー こだわり焙煎
— 少量ずつ丁寧に仕上げ、豆の美味しさを最大限に。
私たちが扱うのは、作り手の顔が見えるマイクロロットのスペシャルティコーヒーです。
まず取り組むのは、焙煎前の徹底したハンドピック。
時間はかかりますが、欠点豆を丁寧に取り除くことは、極上の美味しさへの第一歩です。
これを欠かすと、たとえ焙煎の火入れが完璧でも、最高の味わいには届きません。
そして、最後の大仕事—焙煎。日本の職人が手がけたオールチタン製の電気式焙煎機で、熱を1℃単位でコントロールしながら少量ずつ丁寧に仕上げます。
焙煎はおおまかに、**「水分を抜く時間」→「香ばしさと甘さの土台を育てる時間(メイラード)」→「味をととのえる時間(1ハゼ後〜排出まで)」**という流れで進みます。
とくに仕上げの時間では、酸の角が取れて甘さが伸び、余韻と質感(ボディ)が整います。長すぎれば重たく、短すぎれば青さが残るため、豆ごとに最適な着地を探ります。
焙煎で大切にしているのは、温度そのものだけでなく、温度の上がり方。火力を入れ過ぎず、失速させもせず、きれいに減速させて着地させることで、焼きムラやベイク感を避け、クリアな甘さを引き出します。
こうして仕上がったコーヒーは、焙煎したてのシャープさも、数週間後に現れるまろやかさも、どちらも魅力です。ホットでもアイスでも、淹れたてでも少し時間をおいても、表情を変えながら続くおいしさを。
ナナン東京のスペシャルティコーヒーを、ぜひお試しください。